静波伝統技法研究社の仕事

時代が変わっても大切に受け継がれるべきものがある

 修復の仕事をするとき、私たちはまず、それが「大切にされてきたモノ」であることを考えます。
 使い捨てが当たり前になってしまった現代にあっても、毎日手を合わせる対象として、毎日欠かさず使うモノとして、人々のいちばん身近にある「なくてはならないモノ」が何度も修理され、未来に残されていくのです。
 私たちは修復の作業を進める過程で細かな記録を残すようにしています。損傷状況、前の修復箇所の特徴、材種、文化的な価値などです。
 修復の仕事は破損部分を直したり、色を塗り替えて終わりではありません。次の修復のために記録を残し、保存の方法を伝えるという地道な工程こそが、百年前の人々の想いを次の百年につなぎ、「大切にされてきたモノ」を「永遠のモノ」にするのだと信じています。

山梨仏具代表取締役
山梨由博

静岡の社長

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